bob / おじさん
毎年、その季節になると決まって読みたくなる本と、聴きたくなる音楽があります。
夏はカフカ「異邦人」、秋は谷崎潤一郎「陰翳礼讃」、冬は三島由紀夫「金閣寺」、春は坂口安吾「桜の森の満開の下」、ヘッセ「車輪の下」。
夏はユッスーンドゥール、アンリサルバドール、秋はクロスビー スティルス ナッシュ&ヤング、冬はジョニミッチェル、そして春は"おじさん"。
"おじさん"=高田渡、ボブディラン、忌野清志郎
何故か昔からこの3人を"おじさん"と呼んでいます。そして、春になると"おじさん"の歌が聴きたくなるのです。
この冬、ノーベル賞の受賞でボブディランの曲が沢山流れました。「いやいや、おじさんの曲を聴く季節にはまだ早い」と思っていたのはきっと私だけですね。